四谷に来て自家用車を持たない生活。どこかへ出かけるのも必ず電車(か徒歩)になったので今では完全に他人事なのだが、相変わらず「ゴールデンウィーク○○キロの渋滞」というニュースがたくさん流れてくるのを客観的に観ている。 毎回不思議に思うのだけれど、ワイドショーなどはわざわざ中継車両を出してまで、そ…
「消滅可能性自治体」という言葉を聞いた。 それは、2050年までの30年間で20〜30代の女性が50%以上減る自治体のことらしい。2014年に第1回目の分析発表が行われ、896の自治体がこれに当たるとされたが、今回の発表では744自治体と若干の改善が見られたようだ。但し、改善要因には外国人の入国…
昨年から今年にかけて新宿区私立幼稚園連合会が取り組んでいることのひとつに、幼稚園教諭の家賃を公的に保証してほしいという陳情がある。 例えば新宿区の保育園の場合、事業者が借り上げた宿舎に保育士が住むその家賃や共益費・更新料など月額8万2千円が補助される。新宿区の場合1DKで11万、ワンルームで9万円…
2001年12月に仙台ホサナ教会が発行した「甲原一説教集」がある。1992年1月から2001年3月まで仙台ホサナ教会の牧師を務め、隠退の記念として発行されたもの。先生は2010年8月に天に召されている。 甲原先生は神戸聖愛教会の前身神戸バプテスト教会で洗礼を受け、1949年に東京神学大学に入学…
新年度を迎える日々は少し慌ただしい。 教会で言えば2月3月の週報発送に加え、3月に行われた定期教会総会の報告書や議事録などを確定・発送する作業、23年度の役員会議事録や発行した週報そして説教原稿などを製本する作業が待っている。議事録や週報や説教原稿は謂わばわたし個人の「作品」でもあるので、これ…
2023年に自殺した人の数が公表された。2万1837人。充分に驚くべき数字だが、これでも22年より44人少なくなったという。内訳は男性116人増で女性160人減。 一方少中高校生の自殺は最も多かった22年が514人で23年は一人減り513人。小学生13人、中学生153人、高校生347人にのぼる…
週報の合本を眺めていたら、昨年は3月14日が東京の桜開花宣言だったことを四谷快談に記していた。 今年は年明けから初夏を思わせるような暖かい日が続いていて、大方が「今年の開花も早い」と断言していた。ところが2月に入ると急に季節が足踏みしだし、時には1歩進んで2歩下がることもあった。平年を大幅に下回る…
幼稚園に二鉢のビワの木がある。ひとつは小さくて花も咲かないが、もう一つは良く花が付く。12月には枝先に満開。 これが年を越して1月末頃には小さな緑色の実になる。小さな樹の枝先にはちょっと厳しいだろうという数が、徐々に淘汰される。最後には群花ひとつで1コの実が残れば御の字。期待に胸を膨らませ梅雨…
テレビで2時間ドラマがたくさん放映されていた頃、その主役はサスペンスだった。どの局もいろんな曜日にサスペンス枠を持っていた。その主流はいわゆる旅もの。トラベルミステリーなどと呼ばれる。 そしてトラベルミステリーと言ったらやはり西村京太郎と山村美紗が両巨頭。スゴい量の本を出版した二人でもある。 …
豆まきをする「節分」は文字通り季節を分ける日。それ以前は冬で、節分翌日が立春となる。 「春は名のみの…」は童謡「早春賦」の言葉。節分の頃の歌であることがわかる。面白いのはこの歌の3節。「春と聞かねば知らでありしを/聞けば急かるる胸の思いを/いかにせよとのこの頃か」。今風に言えば「「春だ」って言うか…
2025-11-23