幼稚園に二鉢のビワの木がある。ひとつは小さくて花も咲かないが、もう一つは良く花が付く。12月には枝先に満開。 これが年を越して1月末頃には小さな緑色の実になる。小さな樹の枝先にはちょっと厳しいだろうという数が、徐々に淘汰される。最後には群花ひとつで1コの実が残れば御の字。期待に胸を膨らませ梅雨…
テレビで2時間ドラマがたくさん放映されていた頃、その主役はサスペンスだった。どの局もいろんな曜日にサスペンス枠を持っていた。その主流はいわゆる旅もの。トラベルミステリーなどと呼ばれる。 そしてトラベルミステリーと言ったらやはり西村京太郎と山村美紗が両巨頭。スゴい量の本を出版した二人でもある。 …
豆まきをする「節分」は文字通り季節を分ける日。それ以前は冬で、節分翌日が立春となる。 「春は名のみの…」は童謡「早春賦」の言葉。節分の頃の歌であることがわかる。面白いのはこの歌の3節。「春と聞かねば知らでありしを/聞けば急かるる胸の思いを/いかにせよとのこの頃か」。今風に言えば「「春だ」って言うか…
異次元の少子化対策の中味が決定したという。「子ども・子育て支援金」制度については既にマスコミが報道していたのだが、それに加えて「異次元の」と呼ばれる中味が閣議決定されたのだ。 児童手当が18歳まで所得制限なく給付される、育休を両親が14日以上取得した場合最大28日分の育休給付が得られる、「子ど…
2月5日、東京地方に雪が降った。昼頃からテレビは「大雪」に関する情報に溢れていたが、四谷近辺で言えばそれほど深刻な影響は受けなかった。「雪起こし」と呼ばれるらしい冬の雷も、高校時代を過ごした新潟を思い起こさせむしろ懐かしささえ感じさせる出来事だった。 明けて6日、夜半から雪が雨に変わったようで…
毎年1月に教会では「活動懇談会」を開く。3月末に教会定期総会があり伝道計画や予算が審議されるのだが、それに向けてこの懇談会で次年度目標や年間聖句などを牧師が提案するのだ。 しかし今年は単に24年度のことだけを見るのではなく、これまで独り言のよう日呟いてきた「百周年を誰が祝うか」という問題を、ち…
大谷選手から全国の小学校に送られたグローブが、あちこちで様々な問題を引き起こしている。 別府市では市役所に展示して市民に公開したのだが、市長の軽率なSNSへの投稿のせいで大炎上しているし、「大谷グローブのタグ」と言ってフリマサイトにアップする転売ヤーもいたとか。引き受け手の学校関係者、特に管理…
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんが、「悲願の甲子園出場」を狙う沖縄・宮古高校で高校球児を2日間指導するドキュメンタリーを観た。たまたま幼稚園の研修で遅くに帰ったテレビで初日を観、翌日も観ることが出来た。 イチローさん自身が言うように甲子園を目指せるポテンシャルを持ってい…
3月半ばのような暖かい12日、幼稚園は新春恒例のお餅つきを行った。 12月13日は「正月事始め」で煤払いや松迎えをする日。お歳暮を贈るのもこの日から、そして鏡餅もこの日から飾られるらしい。尤も最近では12月28日頃から飾るようだ。 この鏡餅や正月の雑煮用に餅を用意するわけだが、年の暮れの餅…
生涯で「自粛」ということをおそらく初めて聞きあるいは使ったのは昭和天皇崩御の時だったかもしれない。もう随分前からかの病状が逐一ニュースとして報道されていたから、まぁ近いんだろうなと思っていた神学校の4年生。あいにくインフルエンザで週末から寝込んでいて、1月7日は土曜日、開けて翌日代々木中部教会の礼…
2025-12-14