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2023
03Dec

四谷快談 No.140 ページェント

  • 四谷快談

 仕事場の階下からページェントの練習の声が響いてくる。いよいよ今週本番を迎えるのだ。
 昔雑誌「教師の友」が月刊だった頃、毎年夏に駒場でセミナーがあった。神学生時代のわたしはそのセミナーの常連で、やがて「教師の友」に小さな連載を書かせてもらったりもした。
 またある年のセミナーでは、講座を主催する一人にして頂いたこともあった。その時の講座は確か「ロールプレイで演じる聖書」だったような気がする。福音書では超有名な「良いサマリヤ人のたとえ」をロールプレイで演じてみようという企画だった。
 受講生は各地の教会でCSを担当している人たちだから、聖書についてはそれなりに親しみを持っている。だから先ず聖書のたとえ話を配役ごとに割り振って読み合わせし、次に実際に演じてみる。その後全員で一つひとつの所作について、どうしてそういう所作を行ったのかを点検し、話し合い、さらに演技が推敲されて行き、セッション最終日に全参加者の前で演じるという2泊3日のスケジュールだった。
 その頃はまだホームビデオなどが普及していなかったので、読み合わせや演技はすべてカセットテープに録音した。主催者としてはその様子を後で資料にまとめなければならなかったのだ。そういう全ての過程に真剣に取り組む中で、聖書のことばを演じてみることへの可能性を随分感じたのだった。2泊3日の短い間であっても、それぞれがたとえ話に真剣に向きあい、所作の一つひとつを吟味してゆく過程はとてもエキサイティングだった。そして確かに演じる度にリアリティが増していった。文字が目の前で現実になって動き出してゆく感覚。一同で興奮した。
 そんな小さな経験があるから、園児たちのページェントにも同じ思いが投影される。子どもは録音機ではない。ボタンを押してセリフが間違いなく口から出る、なんてことを最終目標にはしない。その言葉が出てくる生身こそ重要なのだ、と思いながら。

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