四谷新生教会

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2025
26Oct

○四谷快談 No.239 広くゆる〜く

  • 四谷快談

 先日、人材紹介会社のエージェントが転職希望の幼稚園教諭を連れて四谷を見学に来た。こういうケースは結構あるのだが、問題はそこからなかなか先につながらないこと。頭の痛い状態がもうしばらく続きそうだ。
 それはともかく、一通り幼稚園と保育の現場を見ていただいたあと、いろいろとお話しする機会があった。そのいろんな話の中で「四谷新生幼稚園の特徴は何ですか」という話題になった。例えば入園説明会などで幼稚園を紹介する時には「キリスト教保育」と「自由保育」という言葉を長く使ってきたと思う。だが実はその二つは二つとも、さらに説明が必要になる言葉だ(だから私は使わない)。ということはこのいかにもそうなんだと思わせてしまうような二つはこの場合の答えにはならない。「そ〜だねぇ」と発したあと「ゆる〜ぃことかなぁ」と答えたのだった。
 目の前に遊ぶ子どもたちは、端的に言えばみんなノーベル賞のたまごたち、もしくは金メダリストのたまごたちだ。もちろん「フツーの人」のたまごでもある。普通の人であることが他の二つより劣ることではないのだから。そして3つとも、つまり無限の可能性を秘めているということ。でも人(特にオトナ)にはその可能性がいつ花開くのかわからないということも確かな現実だ。であれば、育ち行く空間はできるだけ広くゆるい方が良い。もちろんアスファルトの割れ目から「ど根性大根」が育つことも稀にはあるとしても…。そして、子どもたちの育つ空間を広くゆるくしておいてあげられるためには、寄り添う大人たちも心を広くゆるく解き放っておく必要がある。そういう空間をこの場で作り続けて行きたいと、(かなり)真剣にそう思っているのだった。
 大恩師の父上が「一人のために」という詩集を著している。1953年のこと。そこにこんな言葉がある。「人皆に美しき種子あり、明日何が咲くか」。教会だってゆるくていいんだ、ゼッタイに。と、私は(わりと)本気で信じている。

「だいじょうぶ、いっしょにいるよ」滝澤 貢牧師

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