先週はペンテコステだった上に「子どもの日・花の日」と重なったので、執事会では年間計画を練るあたりからこの日をどうするか度々議論してきた。
昨年単独で「子どもの日・花の日合同礼拝」を行った時に参加した教会員から大変好評だった「子どもによる大人の祝福」は是非とも今年もやりたいと、これは早々に決まった。残された論点は聖餐式の持ち方。四谷新生教会の聖餐式は「祝福」に重点が置かれるので、合同礼拝でもそれは崩さないとなるとかなり工夫が必要なのは明白だった。さて、どうしたものか。
最終的には牧師に一任された。そこで山口の教会で行っていた「愛餐式礼拝」をやってみることにした。山口ではパンといりことぶどうジュースを用いたが、聖餐式の背景をなるべく消すことを意識して四谷では子どもたちにはカルピス、大人たちにはお茶を用意した。礼拝堂のレイアウトも長ベンチを向かい合わせに設置してみた。思ったよりわが礼拝堂は広々していて、真ん中に縦に聖餐卓を置いても、そのまわりに充分な余裕がある。
このスタイルを最終的に6月1日の執事会に諮ったが、案の定皆イメージがつかめない。当然だろう。そこで「先ずはやらせてみて下さい」とお願いした。
こうした準備を経て、6月8日に「ペンテコステ・子どもの日・花の日合同礼拝」が始まった。この日四谷地区は総鎮守須賀神社の「須賀神社恒例大祭」、祭ムード一色に染まる。教会の(3大)祭と掛け持ちの子どももいる。全部を40分で終えるという半ば無謀な時間配分でもあったが、子どもと大人総勢71名という参加者を得て、賑やかで楽しい祝祭の礼拝を捧げることが出来た。
「礼拝」だって楽しくても良いのではないか。
参加した人たちに率直な感想を聞いてみたい。これから定例執事会まで15日、22日、29日と3回ある礼拝で、それぞれ執事を捕まえて感想を託してほしい。
2025
15Jun
四谷快談 No.220 愛餐式礼拝
