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2025
08Jun

「ペンテコステ!」滝澤 貢牧師

  • 今月の説教

※本日は合同礼拝のため、音声データはありません

使徒2:1−11
 「そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。」(使徒2:3)

 今日はペンテコステです。「ペンテコステ」って不思議な名前です。この名前の意味は「50」なんです。50ということは49があって48もある。ずっとずっと小さくなって1もある。どこが1かというと、イースターが1です。イースターから数えて50日目という意味なんです。
 でもこれはキリスト教の話。イエスさまが十字架で殺されたのはユダヤ教の一番大きなお祭りの時でした。過越の祭といいます。過越の祭というのは、昔々イスラエルの人たちがエジプトで奴隷になっていたときに、神さまがモーセを遣わしてイスラエルの人たちを救い、エジプトから脱出します。その脱出する前の夜、神さまが地上に降りてきて、エジプト人の家の前を通ると、その家の最初に生まれた子が死んでしまう。人も家畜も最初に生まれた子が死んでしまったのです。でもイスラエル人の家ではそういうことが起こらなかった。神さまが過ぎ越して行かれたからです。そのお祝いをするお祭りが「過越まつり」です。
 そしてユダヤ教でその次に大きなまつりが、今日の「50日まつり」です。この日何が起こったのか。エジプトから脱出したイスラエルの人たちがシナイという山の麓で、山に登っていくモーセを見送っています。なぜモーセが山に登るのかというと、山の上で神さまと会って、神さまが直接石の板をモーセに渡してくれたのです。石の板には「十戒」という、神さまがくださった決まり事が書いてありました。イスラエルの人たちは神さまと約束を交わして、神さまのくださった決まり事を全部守るから、その代わり神さまがイスラエルの人たちを守って下さるということになったのです。
 その「50日まつり」のために、あちこちからエルサレムに集まってきた人たちは、もっと別のビックリすることに出くわしたのです。
 ドッカーン!! と大きな音がして、周りの人たちもビックリしたのだけど、一番ビックリしたのはその音が落ちてきた家に集まっていた人たちでした。イエスさまのお弟子さんたちが集まっていたお家だったのです。音だけじゃなかったのね。「そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。」(使徒2:3)って。
 舌というのはみんな口の中に持っていますね。言葉を話すときにとても大切です。舌が一人ひとりの上にとどまったというのは、これからイエスさまのお弟子さんたちがやるべきことを教えてくれているようです。言葉を話すことです。どんな言葉なのか。「彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っている」(同11)と言って集まってきた大勢の人たちがみんな驚いています。お弟子さんたちがこれからやることはこれだったのです。たくさんの人に「神の偉大な業」「神さまはみんなといつもいっしょにいるよ」「みんなを助けてくれるよ」ということを伝えるのです。それが教会のはじまりだったのですね。教会も「神の偉大な業」「神さまはみんなといつもいっしょにいるよ」「みんなを助けてくれるよ」ということをみんなが信じて、信じたとおり暮らしています。ヘンなことに見えたりビックリすることのように見えるかも知れません。でもみんな、神さまに助けられて今日もここに集まっているのです。
 この時お弟子さんたちの「一人一人の上にとどまった」のは「聖霊」です。聖霊は、言葉だけではありません。いろんな力を持っています。人を動かす、生かす力です。その力にいつも満たされているから、わたしたちは今日も生きているんです。
 ここから見ると今日集まったみんなに何か赤いものが見えます。今日は目に見えるように赤いものを身につけました。でも、目に見えていなくてもわたしたちには聖霊が降っているのです。わたしたちに神さまからの力が注がれています。そう思うと、なんだか元気になります。隣の人もそうだと思うと、なんだか嬉しくなります。そして「神さまはみんなといつもいっしょにいるよ」「みんなを助けてくれるよ」という「神の偉大な業」が、ホントにその通りだと思えてきます。

 祈ります。
 すべての者を愛し、導いてくださる神さま。わたしたちを動かす、わたしたちを生かす、聖霊の神さまがわたしたち一人ひとりの上にくだって、今も一緒にいてくださることを感謝します。「神さまはみんなといつもいっしょにいるよ」「みんなを助けてくれるよ」という神さまの救いのご計画が、本当にその通りだと思うことが出来ます。どうぞ神さまいつもわたしたちと一緒にいてください。このお祈りを、イエスさまのお名前によってお捧げいたします。アーメン。

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