四谷新生教会

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2025
18May

四谷快談 No.216 都心の野生

  • 四谷快談

 先日、お帰りの時間に門に立っていたら、視界にスズメが飛び込んできた。それも一直線に飛ぶのではなくホバリングのような飛び方。見ていたらその理由がわかった。スズメは昆虫のとなりを飛んでいたのだ。そして見ている目の前でその昆虫をパクリッと飲み込むと、今度は一直線にお向かいの垣根に飛び去った。
 おぉと思わず唸った。スズメなんて群で庭先に降りて、こぼれている種や籾殻をついばんでいる姿しか目に浮かばない。あるいは楨や垣根でチュンチュン鳴きながら戯れている姿か。それが目の前で、まるで昆虫をもてあそぶかのように余裕をかまして飛び遊び、一瞬のちに野生動物の鋭さ・素早さで一気に虫を飲み込んで飛び去ったのだ。
 教会の玄関前にレモンの鉢植えがある。聞くところに因ると子どもが持ってきたレモンの種を植えたのだそう。6年目の今年、初めてたくさんの花が咲いた。白い花びらのウラがピンク色でとても可憐で美しい。しかし雌しべが順調に育つ気配がない。実りはお預けかも。このレモンの木にアゲハチョウがやって来てたくさんのたまごを産む。しばらくすると黒い幼虫になり、やがて緑色の青虫(緑なの青なの?)に成長するのだが、いつの間にか消えてしまう。
 今回、このフシギな謎にもしかしたら回答が与えられたのかもしれない。以前から薄々感じていたのだが、幼虫はきっと鳥たちのエサになったのではないだろうか。黒くて小さいうちはいなくならない幼虫が、ある程度に成長した途端消える。きっと美味しくなるまで鳥たちも待っていたのではなかろうか。
 因みに我が家にもレモンが植わっている。若葉にあるサレジオ会管区長住宅に甘夏のように大きいレモンが実る。これをおすそわけしていただいて、ジャムを作って残った種を植えたのだ。美事に大きな葉っぱを茂らせている。あと1〜2年したら綺麗な花が咲くかもしれない。ワクワクする。

「新しい命、新しい希望」滝澤 貢牧師

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