四谷新生教会

  • 牧師あいさつ
  • 集会の案内
    • 礼拝案内
  • こどもの教会
    • CS年間スケジュール
    • CSからのお知らせ
  • 今月の説教
  • 教会について
    • 新生会一覧
    • 教会員ブログ
  • アクセス
  • 幼稚園へ
  • Home
  • 四谷快談
  • 四谷快談 No.200 落日
2025
26Jan

四谷快談 No.200 落日

  • 四谷快談

 アメリカ大統領の就任式が話題である。
 ネットで調べてみると、米国大統領の就任式は今回が60回目となるそうだが、それ以外の臨時就任式が9回あった。9回の内6回は前任大統領の死去。リンカーンとJ・F・ケネディは暗殺され、辞職に追い込まれたニクソン大統領がいて合計9回。
 その69回を眺めてみると、例えばフランクリン・D・ルーズベルトだけは4回の就任式を経験している。4回目が行われたのは1945年。そして第4期就任の82日目に死去し、同年4月にトルーマンが就任した。1951年にアメリカ合衆国憲法修正第22条が批准されて、大統領選出は2回までとなったのだが、ルーズベルトまでの歴史においても多くて2期までだったのが、どうして4期という異例中の異例が起きたのか不思議。47人の大統領が69回の就任式を行っているのだから、全員が二期務めたわけではないことも面白い。今回就任したトランプ大統領は第47代となるが、彼は第45代の大統領でもあったのは記憶にわりと新しいことだ。
 「アメリカの黄金期は今から始まる」「今日のこの日から、我々のこの国は繁栄し、尊敬される」と就任演説を開始し、「私はただひたすら、アメリカを第一にする」と約束した。そして大方の予想通り就任早々次々と大統領令に署名した。
 そんな様子を伝えるテレビのニュースを見るにつけ、なんだか超大国の落日を見るかのような思いになった。世界の警察を気取ったあの国の姿はもはやどこにもない。ただの「フツーの国」宣言ではないか。ジェンダーや地球環境にこれほどまで背を向ける大統領令も「フツーの国」の当然の帰結だろう。
 そういえばもう亡くなったわが国の総理も、戦力非保持という世界の目指すべき理想を掲げたこの国を壊し、戦争できるただの「フツーの国」に貶めたのだが、そうだよねぇ、彼と親友だったんだよねぇ。

「あなただからできること」滝澤 貢牧師

2月2日礼拝のご案内

四谷新生幼稚園が紹介されました
ページ上部へ戻る

四谷新生教会

Yotsuya Shinsei Church

Copyright ©  四谷新生教会 All Rights Reserved.
当ウェブサイトでは Cookie を使用しています。引き続き閲覧する場合、Cookie の使用を承諾したものとみなされます。OKいいえ