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2025
12Jan

四谷快談 No.198 年明けラプソディ

  • 四谷快談

 年明け、仕事はじめ頃からいろいろなテレビ局やネットニュースで「モームり」という会社のことを見聞きするようになった。
 この会社はいわゆる「退職代行」を行う。正社員なら2万2千円で「会社に連絡せずに安心して最短でスムーズに円満退職が可能」を売りにしている。
 年明けに急にあちこちで取り上げられるようになったのは、この1月6日に一日の依頼件数が過去最高の256件に上ったからのようだ。これまでの最高は昨年4月1日の180件、昨年の年始は47件と言うから、今年は異様に多いようだ。「奇跡の9連休」とか騒いでいたが、「長すぎる休みが労働者のアクションを活発化させている」との分析もあるとか。
 256件の内訳は正社員202人、パート・アルバイト24人、契約社員18人、派遣社員11人、雇用形態不明1人。依頼の約7割は20~30代で、50~60代もいたらしい。様々な雇用形態を横断して使われていることや、「代行業」にあまり馴染まないのではと思われる年代でも使う人がいることにちょっと驚いたのだが、もはやそういう時代なのだと認識するべきなのだろう。
 新宿区内に9つある私立幼稚園の、毎月の園長会で必ず話題になるのが職員のなり手不足。養成校も募集定員を満たせず、結果的に「幼稚園教諭・保育士」のパイが小さい上、それを「待機児童ゼロ目標」を打ち上げて多数つくった保育所や認定こども園、現代的な(連合会などには不参加の)幼稚園と、我らのような昔ながらの幼稚園が奪い合っているのだ。愚痴も言いたくなろうモノ。この業種に限らず、今では一度も就職したことのない学生が卒業前に「転職サイト」に登録する時代。「転職」というのはある仕事から別の仕事へ変わることだと言っていることが既に時代遅れなのだろうなぁ。
 心理的負担の大きかろう「退職代行」の社員がモームりと思ったときは、一体誰が「代行」してくれるのだろう、とか(笑)。

「押し殺された声」滝澤 貢牧師

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