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2024
22Dec

四谷快談 No.195 暮れの世相

  • 四谷快談

 牧師館玄関を出た真向かいのお宅がいよいよ解体されることになり、16日の週から工事が本格的に始まった。細長いこの通りで、1件がすでに庭をつぶす工事を終え、もう一軒鉄筋コンクリート4階建が今週解体工事に入るようだ。
 今年で言えばこれから解体される4階建と牧師館との中間辺りの大きな建物も取り壊しとなり、今は空き地のまま防草シートで覆われている。細い通りでたてつづけに4軒が解体されるのだ、随分と雰囲気が変わるだろうなぁ。この細い通りを進んで新宿通りに出れば、あちこちのビルが解体されているのに気づく。近代化・高層化されて以来50余年、そろそろ古い建物がそういうオトシゴロを迎えているということなのだろう。高度経済成長時代ならそれこそクラッシュ&ビルドで景気の良さを反映したことだろうが、今はどうなのだろう。
 解体中のお向かいには、やがて5階建16戸の入るマンションが建設されるらしい。先日解体と新築を引き受ける開発会社の担当者が挨拶に見えた。だがこのご時世で、建築の正式契約が出来るかどうか少し心配なのだという。大凡の見積で話を進めるのだが、実際本契約になると工事費用が1.5倍から2倍に跳ね上がるというのだ。建築資材も人件費も共に高騰する中、確かに大変なのだなぁと他人事ながら同情した。入り組んだ住宅地のこの周辺にも他に更地になったところが結構ある。先の防草シートの土地をはじめ、それぞれいろんな事情を抱えているのかもしれない。
 物価高がわたしたちの暮らしを直撃しているニュースは良く目にする。「クリスマスなんてこなければ良いのに」と呟くシングルマザーの声が挙がる。切実な訴えに違いない。そういう世相のど真ん中で、今日クリスマス礼拝を捧げるのだが、なんだか複雑な気持ちがある。暗き世に、星は本当に光るのだろうか。
 どんなに嘆いても、礼拝の時間はやって来る。説教がまとまらないことから、こんな感じで逃げていては遺憾なぁ。

「今の時代に」滝澤 貢牧師

「正しさと恐れと」滝澤 貢牧師

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