マタイ6:25−34
「明日のことまで思い悩むな。」(マタイ6:34)
車の運転免許を持っている人はいますか?
運転する人なら「かもしか運転」という言葉を必ず聞いたことがあるでしょう。
「もしかしたらあそこから人が飛び出してくるかもしれない」と予想して気をつけて運転するのです。
車の運転なら、危険な場所や場合は見当が付きます。だから「かもしか運転」は大事なのでしょう。でも、何かにつけて「かもしか不安」な人はたくさんいます。
「もしもこうなったらどうしよう」。心配というのはフシギなもので、一度心配し始めると次から次からそれが膨らんで増えていきます。一向に解決しません。
イエスさまは「あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。」と仰いました。わたしのことをなんでも知っていてくださる神さまに信頼して、お任せして、与えられた新しい「今日」という一日を精一杯生きることが、一番大切だし、一番嬉しいし、思い悩まない方法なのかも知れません。
祈ります。
すべての者を愛し、お導きくださる神さま。わたしたちは心配しだしたらきりがありません。一度生まれた心配は、次から次と膨らんで、心をいっぱいにしてしまいます。すべてをご存じの神さまに、そんな心配な思いもすべてお委ねします。わたしたちをお守りください。お休みしている人も、お家の人も、みんなお守りください。
このお祈りをイエスさまのお名前によっておささげいたします。アーメン。