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2024
21Jan

四谷快談 No.147  高校球児に教わった

  • 四谷快談

 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんが、「悲願の甲子園出場」を狙う沖縄・宮古高校で高校球児を2日間指導するドキュメンタリーを観た。たまたま幼稚園の研修で遅くに帰ったテレビで初日を観、翌日も観ることが出来た。
 イチローさん自身が言うように甲子園を目指せるポテンシャルを持っている。でも一人ひとりに異なった状況や背負っているものがあることを彼は見抜く。しかし過度におせっかいはしない。球児の自己表現が発露するのを待つ。時には仕掛けを仕込みながら。僅か2日間で、でも球児たちは確かに変わり、上を向き出す様子が観ているわたしにも伝わった。
 イチローさんは後日のインタビューで言う。「そもそも好きなことが見つからないっていう人が多いんですよ。世の中に。(中略)、あの時最高だったよなって必ずそう思う日が来る。必ずその日が来ます。だとしたら、やらないわけにはいかないよね。それを大人が教えてあげて欲しい。」
 聞いていて私も自分の胸に手を当てた。一体私がやりたいこと、好きなことって何だろう。どうしてあの頃、あんなに夢中に一日を過ごせたのだろう。今、わたしは一体何をやっているのだ?。
 赤いちゃんちゃんこを着る歳も過ぎ、今さら新しい強く興味引かれる何かを探そうとしたら「一体何をやっているのだ?」と思ってしまわざるを得ない。だが、「あの時最高だったよなっ」という日々を過ごしてきたから今があるのだ。その結果与えられた「今」を、目の前の「今」を充分に楽しめるのではないか。
 たった二日間の指導を受け、別れた後、球児が言う。「これだけで満足することなくこれからもっとやっていかないといけないと思った。今、野球したくてしょうがないです。」顔いっぱい人なつっこい笑顔だった。
 わたしもあんなキラキラした笑顔を取り戻したい。日々のことに向かい合う中で。ここが「今」なのだから。

「招かれて」滝澤 貢牧師

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