四谷新生教会

  • 牧師あいさつ
  • 集会の案内
    • 礼拝案内
  • こどもの教会
    • CS年間スケジュール
    • CSからのお知らせ
  • 今月の説教
  • 教会について
    • 新生会一覧
    • 教会員ブログ
  • アクセス
  • 幼稚園へ
  • Home
  • 四谷快談
  • 四谷快談 No.135 同じうたでも…
2023
29Oct

四谷快談 No.135 同じうたでも…

  • 四谷快談

 テレビで「純金積立」のコマーシャルが流れていて気になった。
 いや、最近日本で金1グラムあたりの相場が1万500円を超えたから純金積立に興味を憶えたわけではない。そうではなくコマーシャルで流れてきた聞き覚えのある曲に気を取られたのだ。その曲とは小畑実の「星影の小径」だった。
 で、どうしてその曲が気になったかというと、歌っていたのは丁字路sというブルースデュオで、伊東妙子さんのパワフルな歌声が気になったからだった。「星影の途」はわたしとて、はさすがに小畑実というよりもちあきなおみのカバーなのであって、ちあきなおみが歌うのだからどうしても囁くような抑えた歌い方に馴染みがあるわけ。それをブルースで力強く「静かに静かに 手をとり手をとり あなたの囁きは アカシヤの香りよ」と歌われてもなんだかまったく別物に思えたのだった。
 楽譜には「演奏記号」と呼ばれるものが付いていたりする。速度記号とか発想記号とかが含まれる。それらは「重要であるが記譜法上必要不可欠な要素ではない記号をいう」(Wikipedia)のだそうで、なんだか存在それ自体がちょっとややこしい。だけど、演奏する側にとってはやはり気になる記号ではある。作曲者の意図を推し量る上でも「必要不可欠ではない」とは言えまいに。
 不思議なことに、わたしたちが手軽に手にできる例えば「讃美歌21」にある楽譜には、「速度記号」や「発想記号」がほとんどない。原詞原曲タイトルと作詞作曲者のほかはメトロノーム記号ぐらい。しかもこのメトロノーム記号、凡例には「これに縛られず、それぞれの状況に応じてテンポを決めてください」と書いてもある。だから教会によって同じ賛美歌がまったく違った響き(スピードはもとより曲から受ける感覚までもが)を持つことは十分にあり得ることなのだろう。
 もちろんそれで良いのだけれどね(やはり私はちあきなおみの歌う「星影の途」が好きだぁ。 ボソッ)。

「マスキールこそプライスレス」滝澤 貢牧師

11月5日礼拝のご案内

四谷新生幼稚園が紹介されました
ページ上部へ戻る

四谷新生教会

Yotsuya Shinsei Church

Copyright ©  四谷新生教会 All Rights Reserved.
当ウェブサイトでは Cookie を使用しています。引き続き閲覧する場合、Cookie の使用を承諾したものとみなされます。OKいいえ