マルコ2:1−12
「起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」(マルコ2:11)
長い間病気で寝ている人がいます。友だちは彼のことが心配でたまりません。
ある日、近所にイエスさまが来ていると知りました。でもイエスさまの周りには人がいっぱいです。そこで友だち4人は病気の人を寝床ごと連れてきて、お家の屋根を剥がし、イエスさまの前まで吊り降ろしました。
イエスさまの周りにいた大勢の人たちはさぁ大騒ぎ。でもイエスさまは屋根の上の4人を見あげて、病気の人に「あなたの罪は赦される」といいました。
ところがその場にいた律法の専門家はイエスさまのこの言葉を聞くと「自分が神さまにでもなったつもりか」と非難しました。
イエスさまは「ではこうしよう」と、病気の人に「起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」と言いました。その通りになったのです。その場にいたみんながビックリして、神さまを賛美しました。
祈ります。
すべての者を愛し、お導きくださる神さま。たくさんのいのちが、強そうな者も弱そうな者も集まって一緒に生きていくことが神さまの御心であることを知りました。元気な人も、元気ではない人も。健康な人も、健康ではない人も。強い人も弱い人も。神さまは私たち一人ひとりをいつでも覚えていてくださいます。そのことを信じて、みんなと一緒に歩んでいくことが出来ますように。このお祈りをイエスさまのお名前によっておささげいたします。アーメン。