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2022
20Feb

四谷快談 No.47 決定的になった後味の悪さ

  • 四谷快談

やっぱりなんだかものすごく後味が悪かった。北京オリンピックフィギュアスケート女子フリー。

昔々、フィギュアスケートはフィジカル競技だった。伊藤みどりさんが花形だった頃は、選手がみんな力強いスケートや高いジャンプを目指していた。一方でアイスダンスは的確なステップに裏打ちされつつもペアの選手が描き出す美しさが競われていた。

それがいつ頃からかシングルも美しさを競うようになった。もちろん個々の要素が正確であるかどうかも重要。そのため演技構成要素がわかった時点で、その選手の基礎点は全て分かってしまうようになった。だから勢い基礎点の高いジャンプだけが注目される。ワイドショーなどで演技が切り取られて放映される時には、ほとんどジャンプのシーンだけ。オンタイムで演技を見ているのが前提なのかも知れないが、ジャンプだけでは演技構成もなにもあったものじゃないのにね。

で、他の競技者に「絶望」を与えてしまうという異名を持つ15歳の選手が、自らを取り巻くドーピング騒動のさなかで、本来発揮できるものとはほど遠いミスの目立つ演技(コーチに言わせれば「戦うのをやめた」というほどのものだったらしい)で4位に終わった。視聴者のほとんどがきっと「こんなハズではないだろう」と思ったに違いない。

15歳に責任能力を問わない判断で出場は認められたが、記録は全て暫定となるという扱い。「出場停止処分が与える本人への影響」を考慮したというが、演技を見れば多大な影響をもたらしている事実がある。それに15歳といえども、かの国ではもはや次のチャンスはないという。確かに前回前々回と全て主役は別人なのだから、それも本当らしいが。

勝敗を決する勝負の世界なのだから、負けるという現実もなければならない。だが今回はいろんなところで後味の悪さがあった。それがこの種目で決定的になっただけ、というのも何だかなぁ。

「蒔かれた種」滝澤 貢牧師

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