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2022
16Jan

四谷快談 No.42  伝統行事を継承

  • 四谷快談

 幼稚園でお餅つきを行った。

 卒園生から卒園記念として送られた木の臼。子どもでも何とか担げる2本の杵、大人の男でも少しキツイ感じがする1本の杵。何日も前から水につけて置いてあったのだが、それがこういう使われ方をすることを初めて知った子どもたちもいた。

 感染症への配慮から最小限度のお手伝いをお願いし、申し出てくださった5人のお父さんたちと、朝から園庭にブロックで竈をつくり、いくつかの薪に鉈を入れて焚きつけをつくり、羽釜2つに湯を沸かす。米屋を営む園児のご家庭から秋田県産の「ときめきもち」を届けてもらい、前日から水につけて置いて蒸し布で包み蒸籠へ。それを羽釜に載せ約50分蒸す。立ち上る湯気が既にうまそうな良い匂い。

 さっそく蒸し上がったもので一臼目を捏ねる。餅つきで大変なのはこの捏ねの工程。一番体力腕力を消耗する。お米が良品なのだろうか、わりとあっさりと捏ね終わった。例の少しキツイ杵でついてみた。やはりお米が良い。みるみる餅になっていった。

 蒸し上がったおこわを一口ずつ子どもの口へ。口の中でゆっくり噛んで米が餅になるのを体験する。そしていよいよ子どもたちも餅つき。なかなか杵が持ち上がらないのも良い体験。

 一方、秋に川越で掘ってきたサツマイモの残りをアルミフォイルで包んで、こちらは園庭備え付けのミニピザ釜に炭火を熾して焼き芋。炭は薪とはまた性格が異なって面白い。

 都心の住宅街でこうやってたき火が出来るのはありがたい。近隣、特に隣接するマンションには煙が出ることを予めお手紙でお知らせし、消防署にも届け出て──コロナ禍故に規模は最小限に縮小してのことではあるが──初めて、子どもたちに経験してもらえるのだ。「体験」とは文字通りからだが経験すること。そして「伝承」とは、その体験を次に伝えること。そう考えれば、お父さんたちにも貴重だったこの体験が意味を持つね。

「神の声を聞く」滝澤 貢牧師

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