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2021
26Dec

四谷快談 No.39 世界の各地のクリスマスを思う

  • 四谷快談

 岩手県・遠野に住んでいた頃、冬は暮れるのが早かった。午後3時を過ぎると暗くなり出し、4時には真っ暗。その時間に家の玄関を出て空を見あげると、音も立てずに白い線が高速で移動していくのが見えた。人工衛星だ。

 その後山口県防府市に住むことになった。最初に訪問したのが12月のはじめ頃だった。なんだか体が感じる時間の感覚が変だったのだが、翌朝、日曜日にその原因がわかった。朝の7時だというのに薄暗いのだ。夏になると、庭で花火あそびが出来ない事態に直面する。子どもの寝る時間が迫っているのにまだ外が明るくて、花火が何だがオマヌケになっちゃうのだ。

 遠野から防府まで約1400キロほど。緯度で約10度、経度で約5度の違い。経度5度なら時差20分なのだろうけど、緯度10度分加味されると日の出日の入りの違いはもっともっと大きく感じる。

 なんでこんな話をしたかというと、今日(24日)たまたまテレビを観ていたら、冬至とクリスマスの関係が話されていて、北欧の冬至は昼の時間が6時間程度(因みに東京では9時間45分程)なんだとか。太陽が力を取り戻す(逆に言えば太陽が一番弱っているとき)冬至をお祝いする心根が、緯度によっても大分違うのだろうなぁなどと考えていたので、自分が体験した時差を思い出したのだった。

 冬至という現象がもたらす太陽に対する人々の素朴な思いがやがて「救い主のご降誕」=「まことの義の太陽」に結びついてクリスマスが祝われるようになったという事実も、人々の暮らしている地球規模での地域差によって、感じ方が変わるのだろうなぁと思った。地球は広い。ニッポンだってソコソコ広い!

 サーフボードに乗ってサンタがやって来る地域も当然あるわけだ。だけど悲しいことにそれを「異様」だと思ってしまうのは「自分(こそ)が世界の中心」という思い上がりなのだよね。

「力に満ちた歌をうたおう」滝澤 貢牧師

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