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2021
19Dec

四谷快談 No.38 何をもって「無駄」と呼ぶか

  • 四谷快談

 再び脚光を浴び始めた「アベノマスク」。

 総事業費500億円を投じ2億9000万枚を買い上げ、現在8130万枚107億円分が在庫されているらしい。この倉庫保管料が年換算で9億円かかることで注目されたのだ。3月末から10月末までの7ヶ月間介護施設等への配布を行っても142万枚しか減少しなかったので、使い切るには33年を要する。その間毎年高い保管料がのしかかるわけだ。

 一方で16日にこんなニュースが流れた。「中外製薬、コロナ飲み薬の開発断念…厚労省は補助の一部返金求める」。アメリカのバイオ企業や中外製薬を傘下に持つスイスの製薬会社等が絡む複雑な話だが、要するに経口薬の効果が期待通りには望めないので開発中止が決定し、それに対して支出された国庫補助4億5000万円を一部返金させるということらしい。

 製薬会社が新薬を開発するための費用はとてつもないらしい。それでも開発が成功すれば特許取得でナントカなるのだろうが、だいたい「開発」に失敗はつきもの。それを繰り返して漸く有効なことがひとつ見つかれば良い程度だろうと想像する。だからこそ国際競争力を付けるために国が支援する必要がある。

 「失敗したなら金返せ」となったら、新薬開発に手を挙げる企業はなくなるだろう。金額だけ並べたら、マスクの保管料半年分だよね。だったら、「アベノマスク」事業を提唱した者たちに、「失敗したら金返せ」を実行するだけで製薬会社を幾つも救えるよ。安心・安全な「国産」に拘ることも出来るよねという話し。何をもって「無駄」とするか。それこそが天下分け目。

 京都新聞社が「アベノマスク」の有効活用法を掲載していた。15枚のガーゼが重なったその構造を生かして、なんとブロッコリースプラウトを育てたのだとか。種を蒔いて3週間ほどで29グラムを収穫したと。正しい使用法かどうかはともかく、新たな(斬新すぎる!)活用法ではあるね(爆)。

「本当に待っているのか」滝澤 貢牧師

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