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2021
19Sep

四谷快談 No.25 ヤマブキが咲いている!

  • 四谷快談

 先日、散歩の途中よそ様の家の前で足が止まった。その庭で咲いている花を思わず2度見したのだ。

 虫たちが盛んに鳴いて秋の気配が満ちているこの季節、その花はどう見てもヤマブキではないか。しかしからっきし植物に弱いゆえに確信が持てなかった。

 ところが川崎の友人が自分の家の庭でヤマブキが狂い咲きしたとFacebookに載せていた。それで漸く確信した。あれはやはりヤマブキだったのだ。

 調べてみると、ヤエヤマブキは春と秋に2度咲きするという。だが目撃したのは一重だったし、友人の写真も一重のヤマブキ。ただついでにネット検索するとけっこうヤマブキの狂い咲き情報は多い。そうであれば別段「狂った」訳ではなかろう。

 わたしはこのヤマブキの花が好きで、新婚の頃一枝手折って家に飾ったのだが一瞬にして黄色の花びらを散らしてしまった。さだまさしの歌の一節が頭の中で無限ローテした。「やはり野に置け、レンゲソウ」(アルバム「帰去来」から「指定券」)。

 これも調べてみた。江戸時代中期の俳人滝野瓢水の句「手に取るなやはり野に置け蓮華草」にたどり着いた。大阪の知人が遊女を身請けしようとしていたのを諫めて詠んだ句だそうだが、当の瓢水は富裕な廻船問屋だった生家を遊蕩乱費のため没落させたというから面白い。

 今年も天候が変だった。「も」と言って困らないほど異常が異常ではなくなった。暑い春、遅い梅雨入りに拍車をかけた天候不順の夏。オリンピアンを悲惨な目に遭わせた蒸し暑さだったのが信じられないような長い長い毎日の秋雨。今週に至っては思いっきり徘徊する台風。それも徘徊しながら勢力を回復しそのまま本州を横断するんだとか。

 狂ったのは人類で、狂わされたのが草や木やお空なのだよね。「狂い咲き」ではなく「狂わされ咲き」。嗚呼。

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