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2021
11Jul

四谷快談 No.15 絶望を生む手法

  • 四谷快談

 大方の予想通り、まん延防止等重点措置は4度目の緊急事態宣言に取って代わった。8月22日までだという。百貨店などには休業要請はしないが、飲食店での酒類の販売は全面的に禁止とするとか。やはり「狙い撃ち」と言われてもしかたのない措置内容だ。
 実は6月末に連れ合いと一緒に四谷で酒類を販売する店で夕食をとった。「四谷で」が念願だった。店の前の「臨時休業」の札がいつ外れるのか、再開を待ちわびていた。初めての店だったが、店員さんたちも(客が少ないのを除けば)皆嬉しそうに仕事をしていた。そりゃそうだ。皆自分の仕事に誇りを持っているのだ。だがそれを、明確なエビデンスも明かされもせずまたしても名指しで「禁止措置」とされ、否定されるわけで、その悔しさたるや如何ほどのことであろう。
 都道府県の命令に従わない飲食店には「何度でも過料することを含めて、厳しく対応する」(西村経済再生相)らしい。酒類販売事業者には、休業要請などに応じない飲食店との取引はしないよう「国からの一般的なお願い」(加藤官房長官)もする。金融機関へは融資先の飲食店に対して、都道府県からの要請や命令は守るよう働きかけるんだと。いよいよ禁酒法だ。「酒を売るような飲食店は国賊」とでも言わんばかり。
 だが待てよ、本当に「販売禁止」以外に効果ある方法はないのか。そういう話を聞いたことがないというのは考えたらオカシイんじゃないか。為政者に「冷静な」判断がもはや望めない状況だと如実に物語っているのではないか。
 必要なのは、厳しい対応や確実な過料じゃなくて、どうやったら今を一緒に乗り切れるかの知恵だろう。それが「希望」を生むのだ。だけどそれをこの1年半感じることがなかった。ワクチンが進むことだけが「希望」だとか、何が何でもオリンピックだとか、そういう魂胆が絶望を生んでいる。

「完全な勧め」滝澤 貢牧師

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