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2021
04Jul

四谷快談 No14 知らないことに触れる楽しさ

  • 四谷快談

 先日何気なく付けたテレビ。芸能人の俳句をその道のプロが添削する番組。けっこう人気らしい。正直に告白すると、特段趣味と呼べるものの無いわれら夫婦も「これから俳句でも嗜んでみるかな」程度には心を動かされた。本当にやるかどうかは知らんけど。

 それはともかく、登場する俳句の先生が行う添削が素人感覚からするとやはりスゴイ。今回何がスゴかったかというと、先生のこんな言葉。「2字あれば何とかなる。5字あればなんでも出来る。」。

 俳句は5・7・5の17文字ですべてを言い表す。聞く者にそんな最小限の言葉が投げかけるや、無限の風景を目の奥に感じさせ、そこにありありと浮かばせる。そういうものだと思う。だから極みまで言葉を削り、絞り出さなければならないのだろう。そういう極限の中で「2字あれば何とかなる。5字あればなんでも出来る。」と言っているのだ。そして実際添削される前と後を比べると、その2字がとてつもなく大きな変化を呼び起こす。それこそ5字あれば何とでも表現出来るとやってみせる。それが実際しっくりハマル。

 「説教」などと言い、わたしもまた言葉を扱う端くれの牧師だが、2字や5字をどう削り出すかなんていう極限状態を味わったことはない。よく言えばもうちょっと緩くおおらか、悪く言えば…やめとこう。原稿を読み直すことはしょっちゅうあるが、そして言葉の繋ぎを手直しすることはあるが、弄る2字や5字にそれほど決定打という感覚を持ちはしなかった。でも確かにその字数が決定打になる世界もあるのだな。

 わからないことはわからないままなのだけど、そんな知らない世界に触れることはやはり楽しい。この国で未だ「バタ臭い」と言われる我らの世界に「触れることが楽しい」という感覚を、人々に呼び起こすことが果たして出来るだろうか。

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