先日午後、幼稚園の先生たちの「タピオカミルクティーパーティ」に混ぜてもらった。一斉にジャンケンして好きなヤツを奪取する方式。なかなか盛り上がる。たまたま実習中の大学4年生は「初めて飲む」のだそう。わたしも似たようなモノではあるのだが…。
四谷でもタピオカミルクティ一は大ブームだったそうだが、今は今回購入した店ぐらいしかない上に、ほぼ待ち時間なしで4種類(内1種は「新製品」!)8個ゲット出来たという。ブームはせいぜい足かけ3年ぐらいだっただろうか。10年くらい前には横浜・中華街の店頭で売り出していた。そのうち中華街のあちこちで見られるようになり、たちまち市井にあふれ出した。
ブームが去って「今のトレンドは何?」と先生たちに聞いてみたら「バナナジュース」だという。そういえば川崎の最後ぐらいにケバブスタンドの隣に小さなバナナジュース屋さんが出来たのを思いだした。あっという間にトレンドになったんだと驚いた。
最近、ブームだったタピオカミルクティー以上に街で見かけるのは唐揚げ屋さん。やはり2年ほど前から妙に増えだした。原料が比較的安価で安定する鶏肉だし、フライヤーさえあれば良いので初期投資が抑えられるとか。タピオカも店舗が極狭小でも可能で、初期投資が少なくて済むことで爆発的に広がったらしいのだが。唐揚げなんて他の店との差別化が図りにくい商品だろうにこんなに増えて大丈夫か、と経済学オンチのわたしにはわからないことだらけだ。
そんなわたしにもわかることがある。バナナ。さっちゃんのように「半分しか食べられない」訳ではない(若い先生たちには通じなかった…)けど、大きな房は憧れだった。このバナナで「カンパに支えられた活動から市民が協力する経済活動」に取り組んだのが故秋山眞兄さんだったなぁ。バランゴンバナナ。懐かしく切ない。